ヘブバン「七瀬七海のストーリー」ネタバレ/ななみんの過去と制圧戦イベント完結

ヘブンバーンズレッドの七瀬七海「制圧戦」 考察・感想まとめ
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⑤五竜岳の攻略:新種のキャンサーと七瀬の異変

この日の朝もまた七瀬は夢をみます。
「機械のような、感情が一切表に出ないこと」を25J部隊長に冷たく言われます。


目が覚めた七瀬は「それだけが私の取り柄」と心の中で思いました。

五竜岳エリアでの任務は「上越市~富山市を繋ぐ、エネルギー炉の送電設備の復旧」でした。地下施設の送電管の通電作業を行っていきます。

順調に通電テストをしていく中で、國見が新種のキャンサーを発見します。北陸エリアのキャンサー討伐も任務にあるため、31Aはそのまま戦闘に入りました。

今まで見たことのないキャンサーでしたが、それほど苦戦することなく、いつも通りの連携で最後には七瀬がフロートバイクでとどめを刺しました。

その後も送電管の通電を終わらせていき、任務は無事に完了します。

「ドクン…」。
帰還する前に七瀬の身に一瞬でしたが異変が生じます。


しかし、一瞬の事だったので七瀬はその異変を特に意識することなく帰還します。

手塚司令官に任務の報告を終えた七瀬はその後、フロートバイクのメンテナンスに向かいます。七瀬は自身の身を任せているバイクの手入れを毎日自分で行っていました。


そこに浅見教官が現れ「フロートバイクの調子はどうだ?」と七瀬に尋ねます。

七瀬がフロートバイクの性能について語り出すと…なんと、フロートバイクが勝手に動きました。これに浅見教官が驚きます。


七瀬は表情こそ変わらないものの「自分の気持ちがフロートバイクに伝わり、バイクがそれに応えてくれた」と話しました。これは浅見教官から教わった知識でもあったのですが、浅見自身、半分ネタで話していたこともあってか勝手に動いたバイクを訝しげに見ます。



ただ一瞬の事でしたし、勘違いかもしれないということで「今後も勝手にバイクが動くことがあったら教えてくれ」とだけ残して浅見はその場を去ります。

⑥富山市の攻略:七瀬のかつての仲間の日誌が見つかる

この頃、毎日のように七瀬は夢をみるようになっていました。それも決まって同じ夢です。この日もいつもと同じように25J部隊長の夢をみました。

富山市に出撃した31A部隊withななみんは本日んの任務を確認します。この日の任務は「実験場の区画調査&電磁投射砲台の復旧」でした。


また、この場所、富山市の実験場はかつて七瀬が働いていた場所でもありました。

  • 上越市でのエネルギー炉の復旧
  • 五竜岳での送電管の通電

    富山市での電磁投射砲台の復旧

この日の作業を無事に終えることができれば「立山市のハブキャンサー」を討伐するための足掛かりにもなります。


また、電磁投射砲台の復旧は今後の対キャンサー兵器としても重要な役割を担っていました。

任務の途中「かつてここで勤めていたセラフ部隊の日誌のデータ」が見つかります。その中の音声データには【第25J部隊の部隊長】が残したその日の活動記録がありました。


その音声データには「有栖牧奈」という女性がでてきました。どうやら彼女が25J部隊の部隊長のようです。

有栖はとても豪快というか、ガサツというか…おおざっぱで男気勝りな人柄で、活動記録を残すような細かい作業は向いていないようでした。


その音声データを七瀬は無言で聴いていました。かつての仲間が残した日誌を一体どんな感情で聴いていたのか…その表情からはうかがい知ることができません。


ただ、七瀬はこの「かつてのセラフ部隊の活動データ」なども資料として、区画調査のついでに集めることを31Aに提案します。

かつてのセラフ部隊の活動データを見つける度に無言でそれらを聴く七瀬に、月歌は「ここでの七瀬の生活はどんなものだったのか」を尋ねます。

当時の七瀬の生活は以下の通りです。

  • 毎朝6時に起床&朝食
  • その後、情報士官としての作業を開始
  • 昼休憩
  • 午後も作業開始し、夜の就寝前まで仕事

これを毎日毎日繰り返していたとのことです。「まるで機械のような生活」に月歌をはじめ、31Aメンバーは驚きを隠せません。


この生活に関しては今なお継続中ということで、七瀬の毎日は「淡々と仕事をこなす日々」だったのです。

セラフ部隊としての任務をこなしつつ、ライブをしたり、余暇日には遊んだり、任務中でも自由奔放に過ごしている月歌は「なら今度一緒に遊ぼう」と誘います。


しかし七瀬はこれを断ります。
七瀬にとって人類のために日々働くこと、その毎日の積み重ねで今の地位にいることに責任を持っていました。そして何より、七瀬にとってこの毎日が月歌達が思うほど「苦しいこと」ではなかったのかもしれません。

  • 25J部隊長による活動日誌のデータはその後もいくつか見つかりました。七瀬はそれらも全て無言で聴いていました。

各地での区画調査を順調に進めていった一同はついに「超電磁投射砲台」のあるエリアに到達します。電磁投射砲台の保存状態もだいぶ良く、エネルギーだけチャージできればすぐに使える状態でした。


一同はさっそく電磁投射砲台にエネルギーチャージを開始します。

しかし、ここで問題が発生します。
長く使っていなかったため、エネルギーをチャージするための蓄電装置が爆発してしまったのです。


すぐに予備の装置に切り替えましたが、爆発の影響で施設の外壁が破壊され、そこからキャンサーが侵入してきました。

キャンサーの大群を前に、七瀬は「撤退」を31Aに提案します。しかし、指揮をとる月歌は「狭い区画でのキャンサーとの戦闘」を決断します。


セラフ部隊の切り込み隊長として1年間経験を積んできた31Aはもはや「七瀬が知っている、かつての31A」ではありませんでした。


「もはや私が言うことはなにもありませんね」と、七瀬は月歌の決断に全幅の信頼を寄せます。

月歌の作戦はドンピシャではまり、31Aはキャンサーの大群をすべて迎え撃ちました。予想外のトラブルでしたがこのトラブルも無事に切り抜けることができました。

キャンサーを掃討した後、超電磁投射砲台のエネルギーチャージを再開し、無事にこれを完了しました。

  • これでついに立山市周辺にいる「ハブキャンサー討伐」のための下準備を終えることができました。

基地に帰還しようとしたとき…七瀬に「悪寒」が走ります。
「戦闘の緊張のせいか、はたまた、体調不良か…。」七瀬は久しく【疲れ】を感じていました。

また、久しぶりにかつての仲間の「有栖牧奈」の声を聴いたからでしょうか。表情には一切出さないものの、七瀬の心には「憐憫とも後悔ともいえるような複雑な感情」が駆け巡っていました。

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⑦立山市の攻略:七瀬の過去とハブキャンサーとの遭遇

全ての準備が整った日。31A部隊withななみんにはいよいよ立山市のハブキャンサー討伐が命じられます。

▼具体的な作戦は以下です。

  • 討伐のリミットは半日。
    →電磁投射砲台の放電が原因。この機会を逃すと次の奪還作戦は数年後になるとのこと。
  • 電磁投射砲台の起動にはフロートバイクが必要
  • 電磁投射砲台を撃ち込んで弱体化したところを31Aで叩く

立山市に向かう軍のヘリの中で月歌は「ななみんはどうして今日も作戦に参加しようと思ったのか」と尋ねました。

▼すると以下の事が判明します。

  • 立山市のハブキャンサーは以前、北陸を攻めてきたハブキャンサーと同一個体であったこと
  • 手塚の上申により七瀬を含め、多くの関係者が生き延びたこと
  • 七瀬や他の関係者が逃げるために25J部隊が道を切り開いてくれたこと

七瀬達が逃げる際、すでの周りはキャンサーの大群に囲まれていました。命令系統を担当していた者もすでに亡くなったのか…。現場での指揮は七瀬に委ねられます。


そこで七瀬は第25J部隊に殿を任せ、キャンサーの一角を突破することを命じます。この状況の中での殿とはすなわち「25J部隊の全滅」を意味していました。


25J部隊はその命令に従い、命を賭けて道を切り開いてくれました。

  • その後、なんとか逃げ切れた七瀬は基地で「北陸方面がキャンサーに占拠されたこと」を知ります。

かつて仲間を犠牲にしてまでも生き延びた七瀬にとって、この日こそが「奪還のチャンス」だったのです。そう語る七瀬の表情は変わらず、感情も読み取れませんでした。

現地に到着し、しばらく歩いていると…突然、地面が揺れました。そして地中から急に「ハブキャンサー」が姿を見せます。


突然のことに一同は取り乱しますが、事前の作戦通り、31Aで標的の注意を引き、その間に電磁投射砲台の照準を七瀬が定めます。この照準の作業には踏まなくてはいけない手順が複数あり、それまでの間、31Aが足止めをする必要がありました。

作戦通りに戦闘を進めていた一同でしたが…七瀬が標的をロックオンしかけた時でした。ハブキャンサーは突然地中に逃げ込みます。そしてそのまま姿を消してしまいました。


ハブキャンサーが逃げた原因は不明でしたがドローンを飛ばして索敵をします。

その後もハブキャンサーを見つけては戦闘に入り、ロックオンが完了する前に逃げられます。どうやらこのハブキャンサーは「自分が有利に戦える地点まで31Aを誘っている」ようでした。


七瀬はかつてこのキャンサーに北陸を襲われた時を思い出します。
ハブキャンサーはキャンサーの大群を率いて、七瀬達の周りを包囲する形で攻めてきました。


31Aは七瀬の経験則を活かし、ハブキャンサーの周りのキャンサー軍を確実に潰していきました。

そして…ついにハブキャンサーを追い詰めます。
作戦通りの戦闘を展開していき、ついには七瀬がハブキャンサーをロックオンします。

電磁投射砲台のレールガンが発射され、見事にハブキャンサーに命中します。七瀬が自身の役割を全うしたところで、次に31A部隊が討伐に入ります。

31Aの猛攻でハブキャンサーをあと一歩のところまで追い詰めます。中々とどめまでは辿り着けない中、ここで、七瀬が動きます。


31Aの連携を完全に読み取り、その隙間を縫って、フロートバイクの一撃をハブキャンサーに命中させることに成功します。そして遂にハブキャンサーを討伐することに成功するのでした。

北陸をキャンサーに奪われてから長い月日が経ちました。
それでも今日こうやって31Aと七瀬の活躍でハブキャンサーを討伐、事実上、北陸方面を奪還することに成功します。



31Aが勝利の余韻に浸っている時、突如、七瀬に異変が起きます。

  • ※3ページ目に続く※

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