⑧七瀬七海の暴走
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七瀬はみるみるフロートバイクに「飲まれて」いきます。31Aは突然のことで目の前で一体何が起きているのか理解できませんでした。
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七瀬の脳裏には激しい感情が渦巻いていました。それは「知を欲する衝動」で目の前の31A部隊のメンバーを襲いたい衝動に襲われます。
そうして七瀬とフロートバイクは一体化します。その姿はまるで「キャンサーそのもの」でした。
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襲いくる七瀬の攻撃を31Aは必死に避け続けました。相手がキャンサーであれば戦闘に踏み切るものの…月歌はどうしても七瀬にセラフを向けることができませんでした。
月歌にはこうしている今も「七瀬が抗って戦っている」ことを本能的に理解していました。
七瀬と有栖牧奈の過去と二人の絆
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必死に抗っていた七瀬が、頭に響く衝動に完全に飲み込まれかけたその時…「てめー、最低なことしてんな。」と、かつて聞いたことのある声が響きます。
「淡々と職務をこなすのがお前の取り柄だろ。なに欲望のままに暴れてるんだよ」と頭の中の声は続けます。
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ここで七瀬の回想が入ります。
これまでの回想では有栖は冷たい言葉を七瀬にぶつけていました。
しかし、今回の回想では今までとは全く内容が違いました。
有栖はことあるごとに七瀬を気にかけて声をかけてくれました。七瀬は感情が表に出ないことやいつも表情が変わらないことから、周りからも敬遠されるタイプの人間でした。
そんな七瀬に有栖はいつも構ってくれていたのです。
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かつて北陸戦線がキャンサーの襲撃で全滅しかけた時、七瀬達を逃がしてくれたのは25J部隊でした。その命令をくだしたのは七瀬です。
有栖との別れの瞬間、隔壁を閉じることを七瀬は戸惑います。
この隔壁を閉じることはすなわち、25J部隊を見捨てるということです。
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それを見かねた有栖は七瀬に冷たい言葉を投げかけます。一体どんな表情で、どんな想いでその言葉を言っていたのか、それは読み取ることができません。
ただ、七瀬は有栖の言葉を「優しく背中を押してくれる言葉」と感じます。同時に、これ以上「彼女の言葉に甘えてはいけない」とも思いました。
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あのスイッチを押した時、有栖を死地へ送った時、七瀬は「もう二度と迷わない」ことを誓ったはずでした。
「こんなことで動じてはいけない!」と心の中で強く思います。
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完全に飲み込まれかけていた七瀬はここでもう一度、衝動に立ち向かいます。
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外では七瀬の攻撃を必死に避けながら月歌は「ななみん、頑張れ!」と叫びます。それに続いて31Aメンバーも今回の任務を通して交流を深めた七瀬にそれぞれの言葉で声援を送ります。
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月歌達の声は七瀬に届いていました。
七瀬は手塚司令官に言われた言葉を回想します。
「最近のあなたは活き活きして見える」。
31Aの世話係になって、月歌と出会って、七瀬の中の何かが変わっていったことを七瀬自身も理解していました。
実は今の七瀬は昔と違い、たまに笑うようにすらなっていたのです。
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自分を必要としてくれる人たちのために、有栖から貰ったやさしさを無駄にしないために…。
七瀬は光に手を伸ばしました。
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そしてついに、七瀬は衝動に打ち勝ちフロートバイクから切り離されます。すかさずバイクは31Aの手によって破壊されました。
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泣きながら七瀬を抱きしめる月歌。
「みんなのななみんがいなくなったら…泣いちゃうよ」という月歌に、七瀬は弱々しくも笑いかけ、「これからもできる限りおそばに居ます」と答えるのでした。
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一部始終を見届けたのか、有栖は「妬いちゃうぜ」と言い、「もうゆっくりさせてくれ。」と、その声は消えるのでした。
エピローグ:笑顔の別れ
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今回の「オペレーション・ペルセウス」は31Aと七瀬の活躍があり無事に成功します。また、今回の七瀬への精神干渉は「キャンサーの攻撃によるもの」であることが判明します。
フロートバイクにキャンサーが寄生し、そのキャンサーによって七瀬が飲み込まれたのでした。
「何か予兆はなかったのか?」という手塚の問いかけに、七瀬にはいくつか思い当たる節がありました。
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思えば五竜岳で遭遇した「新種のキャンサー」。
それを討伐した後から予兆は起きていました。
- 帰還前に感じた「悪寒」。その時はすでにキャンサーがフロートバイクに寄生していたようです。
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浅見が目撃した「フロートバイクが勝手に動いた現象」もキャンサーによるものだと考えれば納得がいきます。
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今後、このような事態にならない為にも、軍では七瀬の経験を活かし、前線に出た車両などの点検を義務付けることになりました。
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そして七瀬には「実験場に取り残されていたナービィ」が手渡されます。このナービィがいったい誰なのか、はっきりとはわかりませんでしたが、七瀬にはこれが有栖であることがなんとなく分かったようです。
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七瀬はナービィを抱えて外に出ます。
そしてそのナービィに語りかけます。
- 有栖の想いを確かに受け取ったこと
- よりポジティブに生きていくこと
- 今では前よりも笑うようになったこと
- もっと早く、できれば有栖に笑いかけてあげたかったこと
それらを全て告げた後、
七瀬はナービィに笑いかけるのでした。
ここで物語は幕を閉じます。
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✅今回のイベントの【正直な感想】
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※以下、本イベントの個人的な感想になります。
ななみん、、、結婚しよう(笑)
可愛すぎかよおおお!!!いやーほんっと大好き✨
それにしても七瀬七海のイベントストーリーが「制圧戦」というコンテンツで来るなんて、とてもじゃないけど予想していませんでした。
本イベントに関しては「七瀬七海」というキャラの魅力が存分に詰まった、もう制圧戦は「ななみんのためだけのコンテンツ」と言ってもいいくらいの最高のコンテンツでした。
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ストーリーの内容を振り返ってみると本イベントは「メインストーリー」の方とも深く関わってくる内容になりました。
北陸方面の奪還ということで、過去のイベントストーリーとは比較にならないくらいの規模の作戦任務でしたね。
そしてななみんがまさか一緒に戦ってくれる日が来るとは…
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さらに!ストーリーと連動して、プレイアブルキャラとしてななみんが実装されたのも感動の一言。いや~ついにきましたね~。
皆さんは無事にゲットできましたか?
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今回のストーリーではななみんの過去も判明しました。
ななみんは非戦闘員ですので普段は軍の仕事をしているということはなんとなくわかってはいたものの…
ななみんが仕事人間すぎてヤバすぎました(笑)
寝る時以外はずっと働いているなんて…社畜も良いところですねw
ななみん自身が苦痛に思っていないというのがなんていうのか…らしいっって言えば、らしいですね。
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また、「七瀬がいる31A部隊」についてなのですが、正直、31Aにななみんいるとめっちゃ便利じゃね?と思いましたね(笑)
ななみんが仮にセラフが扱えていたとしたら、、、かなり重宝される存在になったんじゃないかなって思いましたね。
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あと思ったのは、ななみんを演じている声優の「内田秀さん」について。ななみんはキャラの性質上、感情の起伏がほとんどないのですが、内田さんの声とキャラがマジで相性が良いな、と。
可愛い声でなおかつ、どこかロボットのような、感情のない話し方の演技が素晴らしいな、と思いました。あの真顔で、あの声でボケられると思わず笑っちゃいますよねw
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ななみんが月歌にめっちゃ影響を受けている、というのも何だか胸が熱くなりましたね。さすが主人公。
今回のイベントでななみんが笑ってる姿を見ると「ああ、こりゃまた人気投票で順位上がるな」と思わずにはいられませんでしたwだって可愛すぎるもん。
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どうかこれからもななみんが笑ってくれますように。
それだけを願いながら、今回のイベントの感想を終えたいと思います。
ななみん、結婚しよう!
おわり。