【ヘブバン】ストーリー第五章中編「世界の終わりと白の呪文part1」ネタバレと感想まとめ「最強の攻略」

ヘブンバーンズレッドのメインストーリー第五章中編ネタバレ 考察・感想まとめ
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⑤Day5:31Aの捜索と隕石の落下

翌朝、軍のブリーフィングルームには31Aを除く全部隊が集まっていました。

31A部隊が消息を絶ったこと、そして、生体反応を一瞬だけ確認できたことなどを全部隊に知らせます。

31A部隊の現状については全く見当もつかないため、軍の方針でまず31X部隊を派遣し、現地調査をすることにします。

それ以外の部隊にはすぐに出撃できるように待機が命じられました。
五章前編から31Aにトラブルが連続で起きていることに、他の部隊は心配の色を隠せません。

31Aは竜巻の中で一夜を明かしました。
そして部隊としての方針を「原因となるキャンサー討伐でなく、脱出&生存を優先」することになりました。

竜巻の中では不定期に「落下物」が落ちてきました。
おそらくこれはキャンサーによる攻撃なのですが、31Aの場所は特定できていないのか、ランダムに落ちてくるのでした。


さらにその大きさが徐々に大きくなっており、いずれは急に落ちてくる落下物が直撃する可能性も出てきました。


31Aは巨大な穴をみつけ、ここを掘り進めて竜巻の外に出れないか、、、と穴を掘り進めますが、素人のトンネル堀りが上手くいくはずもありませんでした。

その後、つかさの提案で外竜巻をもう1度チェックしにいったり、山の上の内竜巻を見に行ったりして、この日の調査を終えます。

竜巻に関して新たに判明したのは

  • 内竜巻は外に押し出すように風が流れていること
  • 外竜巻は内側に向かって風が流れていること
  • 竜巻の原因となるキャンサーは内竜巻の中にいること

でした。

その後は日が暮れたこともあり、滝で水浴びをし、川の中にいた魚を捕り野営の準備に入ります。

その頃、竜巻の外の世界にも異変が起きていました。
31Aの行方を心配する手塚司令官でしたが、突然、軍の基地が大きく揺れ、アラートが鳴り響きます。

部屋に飛び込んできた七瀬の話では、四国に「隕石」が落ちて、そこから大量のキャンサーが出現しているとのことです。

それはかつて地球に初めて現れた大量のキャンサーと出現方法が類似していました。

手塚司令官は直ちに軍への影響を確かめますが、なんと隕石の爆風で、警備任務に向かっていた31Cのヘリが不時着したとのことでした。

6人の生体反応はあるものの、それぞれがどのような状況にあるのかが判明していませんでした。

そこで、すぐに作戦会議を開き、軍に待機させていた部隊の中から、30Gと31B、31E部隊に「31Cの捜索とキャンサーの掃討任務」が命じられます。

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隕石の落下地点に到着したそれぞれの部隊はそこで大量の「新種のキャンサー」と遭遇します。

個々のキャンサーが非常に硬く、通常のキャンサーよりも強いものの、各部隊は連携を駆使してキャンサーを掃討していきます。

中でも30G部隊の連携力は非常に強力で、31Bと31Eはその強さに驚愕します。

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その後、あらかたのキャンサーを掃討し終えると、不時着したと思われるヘリが見つかります。

そこには部隊長の「山脇ボンイヴァール以外のメンバー」が待機していました。
不時着による負傷をしているメンバーもいましたが命に別条はないみたいです。



山脇に関しては不時着した際にはどこかに放り出されていたとのことでした。ただちに山脇の捜索を行いたいメンバーでしたが、傷の具合から、山脇の事は30G、31B、31Eに任せて一度帰還することになります。

その頃、外竜巻の中で野営に入った31Aは先日に続き代わる代わる見張りをしながら休息を取っていました。


つかさのカウントダウンは状況を問わずいまも進行しています。
無暗に動くことは危険だとわかっているものの、何もせずに竜巻の中でカウントダウンが進んでいくことが焦りになっていました。

可憐は例に倣って、表の世界に出てきていました。
そして昨日答えることの出来なかった「いじめなどの問題に対して警察はなぜ対応できないのか」についてつかさに聞きます。

▼つかさの回答は以下の通りです。

  • 警察と学校などのコミュニティはまだまだ連携が上手く取れていない
  • 自殺などの問題が起きない限り、警察は動けないのが現状である
  • 学校もいじめは認定しないことが多い
  • 地元住人も簡単に引っ越しなどはできない為、「複数の犯罪者を出すよりひとりの犠牲者」のままにして、地元が汚れないように動く傾向がある
  • そして集団心理で「いじめを隠蔽」するように協力し合ってしまう
  • 下手な正義感はこの狭い共同体で「次の獲物」になってしまう

その後、精神世界の教室に戻った可憐はカレンに「いじめなどの問題に対してなぜ警察が動かないのか」を説明します。

そして再び過去を回想しました。
そこには「いじめを訴える親と娘」、そして「まともに相手をしない警察」がいました。

「こんな社会は間違っている!」回想の中の可憐は叫んでいました。

いじめなどの問題に対して教師も警察も地元住人も対処できないことを知ったカレンは「ならそもそもいじめの始まりはなんなのか?」について可憐に聞きます。


いじめを始め、このような問題が「そもそも起こらなければ」何の問題もないのです。

これに可憐は答えることができませんでした。

⑥Day6:竜巻キャンサーの討伐

翌日。
司令官室には30G部隊、31B部隊の姿がありました。
彼女達の活躍のおかげで、隕石周辺の影響は最小限に抑えることができていました。


直ちに31Cの部隊長、山脇の捜索を申し出ますが、司令官からは「すでに手は打ってあるから目の前の任務に集中してくれ」と言われます。

二部隊には継続して隕石周辺の調査、キャンサー掃討の任務が与えられます。

朝食をとりおえた31Aは本日の動きについて話し合います。

しかし、そこにキャンサーによる「落下物の攻撃」が襲い掛かります。
かろうじてトランスポートで回避したものの、野営の拠点がその落下物で破壊されてしまいました。


また、落下物がどんどん大きくなっていることから、「竜巻からの脱出」が急務となります。


脱出に関しては、なんとつかさに思い当たる節があるとのことで、言われるがまま皆は外竜巻へと向かいます。

外竜巻に到着すると、つかさが驚愕の提案をします。
その内容は「セラフのデフレクタで風に乗る」とのことで、サーフィンの要領で風に上手く乗り、内竜巻の中に飛び込むという、中々ハードな提案でした。


外竜巻の風が内竜巻の中に向かっているという推測を利用しての判断でした。


現状として、外竜巻からの脱出が「竜巻の原因となるキャンサー討伐」以外に考えられないことから、31Aメンバーはぶっつけ本番でつかさの提案に乗ります。

「デフレクタで風に乗る」という使い方は前代未聞すぎて、半信半疑のメンバーもいましたが、これが意外とうまくハマります。


なんと31Aは上手く風に乗り内竜巻の中にある「謎の浮島」を発見し、そのまま乗り込みます。


島の最奥には竜巻の原因となるキャンサーが遠くから見えました。

標的を見つけた31Aは戦闘を最小限にして最奥のキャンサーの元に向かうことにします。

竜巻キャンサーの攻撃を上手く回避しながらなんとかキャンサーの元に辿り着いた31Aはそのまま一気に畳みかけに入ります。

暴風が邪魔していつもの連携を取りにくい31Aでしたが徐々に風に順応し始めます。

いままで数々の強キャンサーを討伐してきた31Aにとって目の前のキャンサーは相手ではありませんでした。


31Aはあと一歩のところまで追い詰めますが…

その時、キャンサーが最後の悪あがきを見せます。

とてつもない風を巻き起こし、周囲のものを全て吸い込もうとします。
不意をつかれた31Aはなんとか飲み込まれないように抵抗しますが…

メンバーの國見が飲み込まれてしまいます。
それを見たメンバーは呆然としますが、カレンだけは違いました。

咄嗟に反応し、すぐに國見の後を追いかけキャンサーの中に飛び込みます。

2人ともキャンサーに飲み込まれてしまい絶望しかけた31Aでしたが、キャンサーを内側から切り裂いてカレンが飛び出してきます。

その後には國見もいました。
カレンの素早い反応で、キャンサー討伐と國見の救出をどちらもやってのけてしまったのです。

竜巻の原因となっていたキャンサーを討伐したことで浮島が落下を始めます。

31Aもそのまま落下していきますが、竜巻が消えた「外の世界」を見た31Aは驚愕します。


竜巻に飲まれる前にはなかったはずの「巨大なクレーター」が眼前に広がっていたのでした。これは先日落下した隕石によるものでしたが、31Aは通信が途絶えていたためそのことを知りません。

トランスポートでうまく着地した31Aは状況を整理するために軍に通信を試みます。

そして無事、状況を説明し終え、そのまま基地に帰還することになりました。

任務の報告のために司令官室に行くと、そこには31Bと30Gの姿がありました。

31Aが生きていたこと、そして竜巻キャンサーを討伐したことを知り、二部隊とも驚きます。

31Aが無事に帰還したことによりその後の任務が新たに振り分けられます。

30Gと31Bには引き続き「隕石によるキャンサーの討伐と調査」が告げられます。最悪の場合、隕石が続く可能性もあります。

そうなった時のためにもいちはやく原因究明、対応策を探す必要がありました。


31Aに関しては連日のサバイバル生活や竜巻キャンサー討伐の影響を鑑みて休暇が与えられます。


この時、司令官はあえて「31Cの山脇の件」は伏せて話をしました。31Aの場合、この話を聞いた途端にすぐに救出に向かってしまうと判断したためです。


いまは次の行動のために31Aには休息が必要でした。

つかさはカウントダウンについての現状を整理します。
四国に落下した隕石…先日の樋口との会話…「次の隕石が落ちるのは軍の基地ってことはないとは思うが…」。

様々な憶測がつかさの脳裏をよぎります。

その後、自由時間にピアノのソロ練習をしていたカレンは活動限界をむかえます。

いつものように表に出てきた可憐はつかさの元を訪れ、「なぜいじめ、からかいなどは始まるのか?」について話し合います。

▼つかさの回答は以下の通りです。

  • いじめなどはすべてが「全能感(自分が何でもできるという感覚)」から発している
  • 全能感を1度味わうとさらに気持ちよさを求めてしまう
  • 彼らの美学は「強い、危ない、かっこいい」の3つ
  • しかしそれらの美学は1人では得づらいため、彼らは群れる
  • 群れで成し遂げた成果をお互いに褒めあい、自慢するのが気持ちいい

つかさとの話が終わった可憐は教わった知識でカレンの質問に答えていきます。

可憐の今回の回想は「群れて廊下を歩く男子達」でした。
可憐は、周りの迷惑も考えず幅を利かせて歩き、地位の低い生徒達を威嚇して歩く姿を見て「ダセえ」と笑います。

カレンは「群れて全能感を味わいたいならなぜ彼らは直接手を下さない?なぜ地位の低い人間に命じて高みの見物をしたんだ?」と問います。


可憐は「その疑問も必ずひも解いてみせる」とカレンに宣言するのでした。

その後、シーンが変わります。
そこには海岸で目を覚ます31C部隊の部隊長「山脇・ボン・イヴァール」がいました。


ここでpart1の幕が閉じます。

✅今回のイベントの【正直な】感想

※以下、本イベントの個人的な感想になります。



はい、というわけで「第五章中編part1」がついに来ましたね!
第五章前編での次回予告に「カレン」が出てきたことから、ついに「可憐vsカレン」くるか!?とワクワクしていました✨


過去のいじめ事件から生まれた「殺人鬼人格のカレン」ですが、今回の章では彼女の「可憐を想う気持ち」を垣間見ることができたのではないか、と思います。

本章でカレンは終始「朝倉可憐」の身体を操っているわけですが、その理由が「キャンサーとの戦いの世界で可憐が耐えられるわけがないから、平和になるまで代わりに戦ってやるよ」ということなんですね。



もちろん、可憐のことを「弱者」として見ていると言われればそうですが、それでも根幹の部分は「可憐を守る」というところにあるのではないでしょうか。

しかし可憐はつかさの助力もありどんどん「人として」成長していきます。
自分で考え、自分の意志でカレンと戦っています。

そしてそのカレンとの戦いの中で、過去の自分を振り返り、あの時の自分に足りなかったものを見つめていく…


これは中編part2で可憐の「覚醒」があるかもしれませんね。


今までは戦闘というと「カレン」の人格で行われてきましたが、ゆくゆくは可憐がカレンを必要としなくなる日も来るのかも…!?

また、本章では「カレン」のまだ見ぬ素顔に惹きつけられるシーンもたくさんありましたね。

ぶっきらぼうな発言や行動に隠されたカレンの孤独さや強さ、仲間と協力して戦う姿や、本章に限っては反射的にかもしれませんがおタマさんのピンチを救ってくれました。


むこうみずの行動も多いのですが、31Aへの貢献度は大きいものがあります。

覚醒つかさとはしょっちゅうぶつかってますが、なんかストーリーを読んでいると「覚醒つかさを認めている」ように感じるのはボクだけでしょうか?(笑)


ピアノの練習をひそかにやっていたり、DMVの運転をするためにじゃんけんでズルしたり、竜巻に突っ込んでいったり…殺人鬼人格のカレンがボクは大好きなんですよね~✨

本章では「東城つかさ」にもかなり違和感を感じましたね。
というのも、つかさは本章では「ずっと覚醒している」状態なんですね。


ドジっ子諜報員のつかさが一回も出てきませんでした。
つかさは可憐と違って、二重人格というわけではなく、あくまでも覚醒している状態こそが平常でドジっ子モードが副作用的な存在となっています。


それで、この覚醒つかさが優秀すぎるんですねえ(笑)
31Aの頭脳というと基本的には和泉ユキなのですが、そこに覚醒つかさが入るといよいよもって31Aがマジで優秀な部隊になっちゃいますw

つかさだけに見えているカウントダウンも果たして何なのか…。
色々な考察が考えられます。

  • セラフ部隊への何かしらの危険信号
  • つかさ自身に起こる何かしらの危険信号

樋口は「つかさの身に起こる以上の大きな災い」の可能性も示唆していましたし、もしかしたら死んだはずの「つかさの母」が関係しているかもしれません。


裏をかいて「つかさへの母からの誕生日プレゼント」みたいな、セラフ部隊に関する軍の秘密や母の秘密を知らせるイベントのカウントダウンというのもボクの考察にはあります。

そして空から急に降ってきた隕石。
これもつかさのカウントダウンに関係しているのだとしたら…。


いやもう頭がパンクしそうです(笑)


これ、笑い話ではないんですが、セラフ部隊からそろそろ誰かが欠けてしまうような予感もあります。

これがマジで怖いです(´;ω;`)ウッ…

本章の最後、山脇の動向にも注目です。
彼女をあえてはぐれさせた理由。これは物語の進行上、とてつもない意味があるのではないかなと思います。


山脇については手塚司令官が手を打ってある、みたいな発言もしていましたし、、、ここが大変なことになる、ってことはやめて欲しいですなあ…

  • 四国にある謎の青い結晶
  • その結晶に囲まれた謎の卵のようなもの
  • 隕石と新種のキャンサー
  • 山脇の遭難
  • 可憐とカレン
  • つかさのカウントダウン

多くの伏線を残し、次回のpart2を待つことになりますね。


あ、今回は泣けるシーンが一切なかったです(笑)
だからこそ!次回がマジで楽しみ✨

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