朝倉可憐と東城つかさ、二人に異変が起きる…!?
はいども、こんにちはガッキーです(^^)/
本日はヘブバンの第5章中編part1のストーリーをネタバレ解説しながら、
・プレイ時間1500時間overのゲーム攻略実況者であり、
・歴代のKey作品をほとんど視聴&プレイしている熱狂的な鍵っ子のボクが
第5章中編の感想や考察を紹介していきます!
▽この記事でわかること(要点まとめ)▽
- 第5章中編part1のストーリー
- 朝倉可憐&東城つかさの異変について
- 四国攻略と謎の隕石について
【公式】メインストーリー第五章中編part1のトレーラー
第1章~4章のネタバレ感想&泣けるストーリー名シーンはこちら
▼ヘブバンの始まりの章【第一章】
▼ヘブバン史上『最高傑作』と名高い【第二章】
▼連続する仲間の死…そして衝撃的な事実が…。【第三章】
▼ナービィの真実が明かされ…逢川めぐみが31A部隊を離脱【第四章前編】
▼覚醒した逢川めぐみが31Aに帰還!感動の4章フィナーレ【第四章後編】
▼ナービィの秘密が明らかになった【第五章前編】
第5章中編part1:ストーリーの要点まとめ
今回のお話は大きく分けると以下の3つの要点に分けることができます。
- ①東城つかさにだけ見え始めた謎のカウントダウン
- ②セラフ部隊の四国攻略
- ③可憐vsカレン
時系列はメインストーリー第5章前編から少し経った後の設定になっていますね。
それではさっそくストーリーのネタバレしていきます!
①Day1:東城つかさと朝倉可憐の異変&四国攻略が開始
暗い教室にポツンと置いてあるピアノ。
カレンちゃんがピアノを弾いているシーンから物語が始まります。
それは演奏と呼べるレベルではなく、始めたての初心者が練習をしているようでもありました。
ここがどこなのか、カレンの目的が何なのか…。
※朝倉可憐は二重人格のため、通常の人格を「可憐」、殺人鬼の人格を「カレン」と表記します。
次のシーンでは茅森月歌と手塚咲司令官がベンチで会話をしていました。
第五章前編で判明した「月歌の過去&ナービィについて」を月歌が話していたようです。
※詳しくはこちらをお読みください
↓
また、その会話の中では、
五章前編の途中から心身のバランスが崩れ、セラフが一刀になっていた月歌でしたが、その後、無事に二刀に戻ったことが判明します。
その後、手塚司令官と別れた月歌は31Aメンバーといつものように朝食を取ります。
朝倉可憐はカレンの人格が表に出ていました。
東城つかさは覚醒していました。
※東城つかさも覚醒中とそうでない時に人格が変わりますが、これは二重人格?ではないようです。とりあえずつかさはこの五章中編part1ではずっと覚醒しています。
つかさはみんなに「目の端に数値が見えるひとがいるか?」と尋ねます。
なんとつかさの視界には「謎のカウントダウン」が現れていました。
他のメンバーにはどうやら見えていないようです。
このカウントダウンがなんなのか、つかさには見当もつかないものの、ただごとでないことだけは直感で分かっていました。
31Aが食事を終えたところで司令部から呼び出しが入ります。
司令官室に到着した31Aは「オペレーション・ウェストエンドカルデラ」の再開を手塚司令官に告げられます。
※オペレーション・ウェストエンドカルデラ…セラフ部隊による九州上陸作戦。キャンサーの親玉がいると思われている九州に上陸し、キャンサーの本丸を倒そう、、、という作戦。
第五章前編で「スカイフェザー」の討伐に成功したことから、四国への上陸の目途が立ったためです。
31Aには四国にある飛行場の解放や進軍拠点のセラフ討伐などが任されました。
ただ細かい作戦に関しては、現状、四国がどのような状態なのかが判明していないため、まずは上陸してみて、、、という、まさしく「切り込み隊」にふさわしい任務でした。
※キャンサーは海を移動できないため、四国にはキャンサーが少ないのではないか?との予測もこの段階ではされています。
その後、四国に上陸した31Aはさっそく任務にあたります。
ドローンを定期的に飛ばしマッピングをしていきつつ道中のキャンサーを討伐していきます。
すると道のあっちこちに「青色の結晶」があることに気づきます。
第五章前編では「赤色の結晶」が発見されており、その結晶には毒性があったことから、31Aに緊張が走ります。
しかし、この青色の結晶には毒性はないようで、今の段階では特に警戒する必要のないものだという結論になります。
いずれにしろキャンサーが生み出したものであるのは違いないので一応は意識して進んでいくことになりました。
キャンサーを討伐しながらしばらく進んでいくと徳島飛行場が現れます。
ここが四国攻略の要と聞かされていた31Aは入念にチェックをしていきます。
管制塔や建物は大幅な修理が必要なものの、飛行場としては機能しそうです。
今後は資材などを搬入することで、ここがセラフ部隊の拠点となりそうでした。
飛行場をある程度チェックし終えた31Aはもう少し先に進むことにします。
すると倉庫や格納庫が現れます。
つかさの提案で中を確認してみることになりました。
どうやらこの格納庫は実験などに使われていたようで、中にはDMVもありました。
※DMV(デュアル・モード・ビークル)とは、道路と線路の両方を走行できる乗り物です。
DMVの動力は電気らしく、現状は充電が切れている状態でした。
今回の作戦任務では四国を横断しての作戦とのことで、移動する際にこのDMVがあればかなり体力を温存できる、と判断した31Aは、逢川めぐみのサイキックで電力の充電を試みます。
すると無事に充電ができたのか動かすことが可能になりました。
ここまで調査をした31Aは本日の任務を切り上げることにします。
▼31Aの本日の任務
- 四国上陸
- 飛行場の解放
- 進軍ルートのキャンサー討伐
- 倉庫&格納庫の調査
- DMVを発見
基地に帰還した31Aは手塚司令官に本日の任務の報告をします。
どうやらDMVは軍用として利用されることになりそうでした。
自由時間。
つかさは今日1日ずっと消えなかった謎のカウントダウンについて考えます。
しかしいくら考えても結論は出ませんでした。
31Aのメンバーに訊いても誰一人まともな答えが返ってこなかったため、つかさは司令官室に向かい、手塚司令官に「カウントダウンが自分にだけ見えてること」について悟られぬように遠回しに訊いてみまが…
結局、このカウントダウンについての有力な情報を得ることはできませんでした。
カウントダウンが0になる時…その時に何が起こるのかわからないつかさは、とりあえず31Aメンバーに「自分が死んだら復讐は頼んだ」とだけ告げます。
31Aメンバーは「何言ってんだ?」的な雰囲気で誰一人として真面目にはとらえていない様子でした。
その次のシーンはいきなり謎の教室に変わります。
どうやらここは冒頭でカレンが一人、ピアノを弾いていた教室、「朝倉可憐の精神の部屋?」のような場所でした。
教室の真ん中では可憐とカレンが向かい合っていました。
ここで判明したのが「今日1日カレンが表に出ていた」ということ、つまり、朝倉可憐として活動していたということです。
- ※朝倉可憐について
可憐の通う学校には常識を逸したスクールカーストが存在しました。
ある日、先輩たちの命令で逆らえずに友人を廃工場に連れ行くこととなります。
そこに待ち受けていた男たちを見たところで記憶が途絶え、気が付いたら割れた鋭いガラスで男たちを刺して負傷させ、出血死させてしまいます。
そしてそのままグループを壊滅させてしまったのですが、その時に生まれたのが「カレンちゃん」という殺人鬼の人格です。
可憐は分離性(解離性)同一性障害を患ういわゆる二重人格者であり、もう一つの人格は世間を騒がせた猟奇殺人鬼でもあります。
普段は通常の人格の「かれりん」と殺人鬼の人格「カレンちゃん」を使い分けており、記憶なども共有しています。
第五章前編で31Aの部隊長、茅森月歌が死に直面し、一時は生死不明&行方不明になりました。
31A部隊の頭脳でもある和泉ユキですら月歌の死を覚悟し、セラフ隊員にも大きな衝撃をもたらしました。
結果、月歌は無事に生還したものの、カレンはここで思うところがあったのです。
それは、過去のいじめ問題にすら耐えれなかった「朝倉可憐(もう1人の人格)」が「この過酷なキャンサーとの戦いの世界」で生き抜いていくのは不可能なのではないか、ということです。
可憐は「なら私が戦う」と言いますが、カレンはそれを拒否します。
殺人鬼としての人格のカレンであればこの世界をやっていける、という判断から、「キャンサーの戦いが終わるその日まで」可憐の人格は出てくるな、という結論になったようです。
可憐は自分の意志では表に出ていくことができなくなっていたのでした。
②Day2:異常気象とDMVでの四国攻略※次ページに続く
翌日もつかさにだけ見えるカウントダウンは進行中のようでした。
この数値の意味はいまだにわかっておらず、第三者からの警告の可能性が極めて大きいということから、つかさは本格的に調査を始めていくことにしました。
その後、31A部隊に呼び出しが入り、本日の任務が告げられます。
先日回収したDMVをさっそく軍用として利用するとのことで、本日は松山市までの行軍路の確保&キャンサー掃討の任務が与えられました。
現地に到着した31Aでしたが「DMV」をだれが運転するかという話になります。
とりあえず月歌の提案で「じゃんけん」で決めることになるのですが…
どうしてもDMVを運転したいカレンは、特技?の「相手が何を出すかを瞬間的に見てから、相手に後出しを気づかれないように勝つ」というチートで運転役を勝ち取ります。
カレンの運転はそれは酷いものでした。
結局、運転はつかさが担当することになります。
月歌曰く、つかさの運転はとても乗り心地が良いとのことでした。
順調に任務を進めていった31Aは指定ポイントに到着し、この日の任務を切り上げることにしますが、、、DMVで拠点に引き返す直前、カレンが「何か」を聴きます。
それが何の音なのか、カレンにはわかりませんでした。
31Aの他のメンバーには聞こえなかったらしく、結局そのまま帰還することになります。
拠点には31C部隊が待機していました。
四国攻略では拠点の警備を志願して担当になったとのことです。
31C部隊長の山脇は「この前の作戦の借りが残っているから」と照れ隠ししますが、第五章前編で月歌が危ない時に何もできなかった自分が相当歯がゆかったみたいで、、、
「次に何かあった時はすぐに駆け付ける」という彼女なりの優しさから志願したようです。
31Aは31Cに別れを告げ基地に帰還します。
本日の任務について報告を終えた31Aは自由時間に入ります。
つかさは「カウントダウン」について有意義な話し合いが出来そうな相手に目星をつけていたのか、その人物のところに向かいます。
つかさの目当てはセラフの研究所、樋口聖華でした。
樋口といえばセラフ隊員の中でもかなり異質な存在で、セラフに関する知識やその他、あらゆる物事にも精通している人物でもあります。
「カウントダウンが見えている」というつかさの話をすんなりと受け入れた樋口は「10日後に何かが起こるのではないか」と端的に告げます。
また、そのカウントダウンを見せている相手についても「北の最果てにいると言われている、軍の上層部の誰かなのではないか」と予測を提示します。
他の誰でもない、東城つかさにカウントダウンを見せていることから「つかさに想い入れがある人物」の可能性も話し合いの中で浮上します。
そしてつかさには一人、思い当たる人物がいました。
それはつかさの母「東城つむぎ」です。
つむぎはセラフ研究の第一人者でしたが、つかさの記憶では「知ってはいけない情報を知りすぎたがために、軍によって始末された」ことになっていました。
その母が自分と同じ「ヒトナービィ」として生きていて、自分にカウントダウンを見せているとしたなら…
つかさは北の最果てに行き真相を確かめたい、と願います。
しかし、現状では北の最果てに向かう手段もなく、いちセラフ隊員では何もできない状況でした。
樋口は「会うことが不可能だからこそカウントダウンを見せている」ことを推測し、「もしかしたらとんでもなく大きな災いが起こるのかもしれない」という可能性も示唆しました。
つかさは一刻も早くこのカウントダウンについて究明しなくてはいけない、と決心します。
そして、有意義な話し合いができたことに満足します。
※会話の中でつかさは「樋口もナービィについての真実」を知っていたことを知ります。
▼ナービィについての真実を知っているセラフ隊員
- 31Aのメンバー
- 樋口聖華
- 月城最中
- 石井色葉
その後、カレンと会ったつかさは、会話の中で「可憐の人格に何か問題が起きている」ことを悟ります。
そこで機転をきかせて可憐の人格を表に出すのに成功しますが、、、「助けて」という言葉と共に、すぐに殺人鬼人格のカレンが表に戻ってきてしまいました。
カレンは先日の宣言通り「自分が朝倉可憐としてこの世界を生きる」ことにしていましたが、抗いようのない眠気に襲われ、そのまま寝てしまいます。
※どうやらこの人格が1日に表で活躍できる時間には限界があるようでした。
教室で眠りこけるカレンを見た可憐はそのまま教室から出て、表に出ます。
表に出た可憐はつかさの元を訪れます。
そしてカレンの人格に抗えないことを相談すると「だったらあなたが強くなるしかない」と説かれます。
「無能だと思われている可憐」が殺人鬼人格のカレンを自分の力で制御することに意味がある、と言うつかさに可憐は「カレンと戦う」決意をします。
カレンと戦うためには「過去のいじめ問題でなぜ自分が屈してしまったのか」を可憐は知る必要がありました。
結局はカレンという人格が生まれるにあたり、可憐は「あの時に自分はどうするべきだったのか」を知らなくてはいけないと思ったためです。また、それこそがカレンと戦うために必要な知識なのだと。
さっそく可憐は図書館に向かおうとしますが、、、それをつかさは呼び止めます。
つかさはかなり遠回しでしたが、「わからないことは私に聞け」と可憐を促します。
※このあたりは、なんだかんだ可憐には優しいつかさです。
可憐は「行き過ぎたスクールカーストや自分が上位の人に逆らえなかった理由」をつかさに聞きます。
▼つかさの回答は以下の通りです。
- 学生の生きる世界というのは独特な秩序を形成しその中で生きている
- 自分にしっかりとした考えがなく、他人に同調して過ごしている人の社会でもある
- その世界では物事の善悪は社会のそれとは違う
- 彼ら彼女らの秩序では「ノリ」が何よりも大切で重要。ノリこそが善悪の「善」。
- 集団に合わせることができない人、空気の読めない人は結局は迫害される
つかさからの知識を得た可憐はさっそく「あの教室」でカレンと対峙します。
そして「行き過ぎたカースト、その上位の人間になぜ逆らえなかったのか」、その理由を説明します。
カレンは反論をするものの、つかさから得た知識で戦う可憐の話に理解を示します。
説明をしながら、可憐は過去を思い出していました。
可憐のいたクラスを牛耳るスクールカーストトップの運動部の2人。そのクラスは彼らを中心に回っており、彼らに目を付けられたらそのクラスで生活をしていくのが厳しくなります。
ある日、些細な理由で可憐の友人が目を付けられてしまいました。
二人から責められる友人を前に、あの日の可憐は何もできませんでした。
しかし、今の可憐はあの日の彼女とは違いました。
その回想の中で、可憐は友人を庇うように前に立ちます。
そして「ただこうするだけで良かったんだ」「私はなんて弱かったのだろうか」と、自分自身も「気づく」ことができたのでした。
可憐の話を聞き終えたカレンには1つの疑問が新たに生まれました。
「ではなぜお前はノリが良い側の人間にならなかったのか?」ということです。
ノリの良い、つまりスクールカースト上位の人間であればそもそもあの日のいじめ事件の被害者になることはなかったのです。
可憐はこの質問に答えることができませんでした。
可憐自身もまだまだあの日、あの時の自分や周りの環境を理解できていないのです。
ここで話は打ち切られ、カレンは再び表の世界に戻ります。