ヘブバン初の「断章」イベント:石井色葉が主役!
はいども、こんにちはガッキーです(^^)/
本日はヘブバン初のメインストー断章:イベント『遠い海の色』について
・プレイ時間1500時間overのゲーム攻略実況者であり、
・歴代のKey作品をほとんど視聴&プレイしている熱狂的な鍵っ子のボクが
イベントのネタバレ振り返りや感想を紹介していきます!
断章『遠い海の色』ヘブバン公式PVはこちら
石井色葉SSスタイルの性能などの解説
「ネタバレ」ストーリー振り返り
今回は31D部隊の「石井色葉」が主役のイベントとなってます。
どちらかというとメインストーリーの繋ぎ的な役割のお話になっていますが、
今回は「断章」ということでイベントとして実装されました。
時系列はメインストーリー第四章前編~第四章後編の間となっています。
①色が見えなくなってしまった石井色葉
物語は「メインストーリー第四章前編」で「セラフ部隊がナービィだった」ことについて、
31Aと手塚司令官で極秘に会話していたのを石井色葉が聞いてしまったところから始まります。
逢川めぐみが31A部隊を去ったタイミングで、
色葉は月歌に「自分達がナービィであることを聞いてしまった」ことを打ち明けます。
そして、その話が本当の話だと確信した時、
色葉の世界から色が失われてしまうのでした。
②色を取り戻せないと記憶改ざんの対象に…
本来、軍の極秘事項「ナービィ」について知ってしまったセラフ隊員は記憶改ざんの対象になります。
31Aに関しては「個人的な思い入れ」から対象外になったと手塚司令官は語りますが、
色葉に関しては3か月の検査(記憶改ざん)の対象ということになります。
しかし、月歌の交渉もあって3日間だけ31A部隊の補充要員として行動を共にする許可を得ることができました。
※31A部隊は優秀な部隊で多忙なため、3日間というのも手塚司令官の寛大な措置と言えます。
③石井色葉の過去
色葉は生まれつき「色の見え方」が普通の人とは違いました。
色葉の世界には色がなかったのです。
そのため「普通の人」として生きていくのが非常に難しかったと色葉は語ります。
色葉の母は「宇宙開発の仕事」をしており、
母子家庭ということもあり、忙しい仕事と子育てを両立させていました。
色葉の記憶の中の母は、
普通の生活のできない色葉に対して「いつも」イライラして怒っていました。
そのため色葉は父方の叔母の家に引き取られます。
叔母は豪快な性格で色葉に対して「やりたい放題に生きればいい」と教えてくれます。
その結果、色葉は「色が見える」ようになります。
※ただ、それでも普通の人と色の見え方が異なりました。
そして「普通の人とは違う自分だからこそ描ける世界を描く」というのが色葉の生きる指針となったのでした。
④31A部隊の異常さに影響を受ける色葉
数々の功績を残してきた31A部隊。
色葉はその31Aの異常さに驚愕します。
部隊長(月歌)からしてまともではなく、色葉にとっては新鮮で刺激的、そして濃厚な1日1日を過ごすことになりました。
その中でも朝倉可憐のもう一つの人格「カレンちゃん」にはシンパシーのようなものを感じるのでした。
- 孤独にキャンパスに向かい「自分だけしか描けない世界」を表現する色葉
- 孤独に「殺人鬼としての美学」を磨くことで何とか存在を維持しているカレンちゃん
色葉の芸術としての感情の爆発と
可憐ちゃんの殺人鬼としての感情の爆発がお互いを惹きつけたのかもしれません。
カレンちゃんは色葉が弱気になるたびに叱咤します。
月歌やつかさからは「なんだかんだ面倒見がいい」とか「カレンちゃん流の励まし」と表現されています。
カレンちゃん自体は「朝倉可憐の人格の1つ」に過ぎず、元々は存在しなかった人格です。
- 朝倉可憐の通っていた学校では行き過ぎたスクールカーストが存在していた
- カーストの低い存在は女の子を男たちに斡旋しなくてはならない
- 可憐の出番が来て、女の子を廃ビルに連れていったところでカレンちゃんが生まれる
- 気づいたら辺りは血まみれでグループメンバーは死亡
- その後、斡旋グループは可憐の知らないうちに壊滅していたとのこと。
カレンちゃんは自分の存在が消えてしまわないように「孤独に殺人鬼の美学」を必死に磨くことで、
なんとか存在し続けることができています。
殺人鬼にとって「殺し方=芸術」でもあります。
そんなカレンちゃんから見て、キャンパスに孤独に向かう芸術家の色葉は放っておけない存在だったのかもしれません。
⑤色葉の本当の記憶が蘇った時…世界は色づく
色葉はあと少しで「自分の中の何か」が爆発する予感がありました。
そして、そんな色葉にさらに刺激を与えるために「海」に行くことになります。
色葉は母の記憶を思い出すので海を恐れています。
しかし、ここでもカレンちゃんの叱咤激励があり、前に進むことができました。
そして海に着いた色葉は「本当の記憶」を思い出します。
- 色葉の母は仕事で宇宙からの飛来物(キャンサー)を見つけてしまう。
- 人類を救うために宇宙開発の仕事がさらに忙しくなっていきます。
- 母が色葉と一緒にいるためには色葉を普通の生活が送れるようにしなくてはいけませんでした。
- 母子家庭のため余裕がなかったのですがそれでも母は「色葉と一緒にいたい」と願ったのです。
- しかし色葉にはそんな母の気持ちなど知るはずもありません。
- 母は色葉を相当な想いで手放したに違いありません。
- そのため、母からいつも「怒られていた」、叔母に「救ってもらった」という記憶ができてしまったのでした。
母から充分に愛されていたこと。
人類のためにいち早く行動をしていた研究者の娘だったこと。
本当の記憶を取り戻し、心から母に感謝をしたとき、
色葉の世界が再び色づくのでした。
記憶の中で母と一緒に行った海は暗くうごめいていたものの、
今の色葉の目には「鮮やかでとても綺麗な初めて見る色」に写ります。
⑥色葉を救うことで、実は31Aも救われていた
今回は色葉を救うために行動をしていた31A部隊。
しかし、実はめぐみが去った後の欠けた部分を「色葉が埋めてくれていた」ことに気づきます。
色葉が臨時とはいえ31Aに来てくれたことは31A部隊にとっても大切なことだったのです。
月歌は「めぐみんには普通の人よりもちょっと時間が必要なだけ」「いずれ戻ってくると信じてる」と語っています。
その後ですが、無事に色を取り戻した色葉は31D部隊に戻り、
「海の絵」を完成させたところでイベントは幕を閉じます。
【感想はこちら】色葉イベントがめぐみ復帰の伏線だった!?
以下、感想になります。
この断章のストーリーは「めぐみの離脱直後」のイベントということもあり、
何度も何度も攻略した記憶があります(笑)
それだけめぐみの離脱が響いていたんですね。
色葉の境遇というのは違いはあれど、どことなくめぐみと似ていますよね。
- 自分がナービィだと知り救世主ではなかったことに絶望しためぐみ
- 自分がナービィだと知り色を失ってしまう色葉
色葉は絶望するものの、「大切な記憶」を取り戻すことによって再び色を取り戻すことができました。
今思うと、これはめぐみにも共通していたのではないか?とも思います。
めぐみ復帰までのメインストーリーの記事はこちら
カレンちゃんの心の叫びに涙がこぼれた
皆さんご存じのカレンちゃん。
彼女はあくまでも「朝倉可憐」という本体の別人格に過ぎません。
元々が無から生まれた存在です。
そのカレンちゃんが日々どのような想いで生きているのか、
その魂の「叫び」を聞いたときにボクは目頭がとても熱くなりました。
今思うと「カレンちゃん」ってとても儚い存在なのかもしれません。
どうしても「殺人鬼」ということに目がいきがちですが、
今回のイベントを通して内面の部分を垣間見れたことが凄く大きかったなと思いました。
そして改めて思ったのは「カレンちゃん」って実はめちゃくちゃ優しいんじゃないか?ということです。
グループ壊滅は可憐のためですし、色々理由を付けてはいるものの人類のためにキャンサーと戦っています。
そんなカレンちゃんにはいつか必ず「朝倉可憐」との別れが待っていると思います。
※記憶の庭でも可憐は別れについて発言してますね。
そこを想像してしまうと…ほんと今から胸が苦しくなってしまいますね(´;ω;`)ウッ…
心に残った感動シーン※動画はこちら※
今回は色葉が母との本当の記憶を取り戻すシーンですね。
海を見る色葉の目がキラキラ光っているところがとても美しいです✨